ダイエットといえば気になるのが体重
体重、気になりますね。
しかし体重よりも気にすべきなのは体脂肪率です。
そして体脂肪率よりも脂肪の厚みを把握しやすいのが、肉をつまむことです。
体重計の数字に1㎏減った増えたと一喜一憂してしまいがちですが、単純な話、消費エネルギーより摂取エネルギーが上回れば体重は増加し、摂取エネルギーより消費エネルギーが上回れば体重は減少します。
しかし体重は体内水分量で1~2㎏くらい一時的に簡単に増減するので、あくまで目安とするのがいいでしょう。
筋肉量の違いによっても、見た目は引き締まっているのに体重は重いことはよくあります。
それについてはこの記事を↓
体重よりも気にすべきなのは体脂肪です
体脂肪量がどのくらいあるのかを知る方法の一つに、体脂肪率があります。
体脂肪率を測定する方法はいくつかありますが、どれも推定値なのでどの方法が正確であるかはわからないのが現状です。
よくある体重計と体脂肪計がセットになっているタイプのやつは、生体電気インピーダンス法と言って、身体に微弱な電流を流して電流の流れやすさを測定し推定値を出します。
しかし、運動後や食後や入浴後や発熱時などの体調不良時では正しく測定できないことがあります。
なのでできるだけ毎回同じ条件で計測する必要があります。
体脂肪測定のポイント
- 同じ測定方法、同じ機器で測定する
- 測定のタイミングをそろえる(起きてすぐ・寝る前など)
- 服装は同じもので
体重よりも体脂肪。
ただしそれもあくまで目安程度にするのがいいでしょう。
引き締まったAさんと同じ体脂肪率なのに、私の方がぶよぶよしてる。。
なんてことはよくあること。
そこで、私がおすすめする体脂肪測定法は…
肉をつまむ
です。
方法は簡単。
指でお肉をつまむだけ。
厚さを測定する機器がありますが、人間の指先の感覚は思っている以上に繊細で敏感です。
毎日つまんでいると、少しの変化も感じられるはず。
ポイントは、
- 親指と人さし指でつまむ
- つまむ箇所は、お腹まわり
お腹の前、横、そして横より少し背中側。
難しく考えず、早速やってみてください。
人によって様々ですが、だいたい背中側が一番分厚く感じたのでは?
おへそを12時とすると、4時~4時半のあたりと7時半~8時のあたり。
(ここが見落としがちなポイント。前と横の脂肪ばかり気にしがち。でも実は背中側に分厚い脂肪が。ウエストはお腹まわり全体で考えましょう)
お腹まわりをつまんだその厚みをダイエットの目安にしてください。
この方法だと、毎回同じ条件で計測しなくても大丈夫です。
ちなみに身体中で一番脂肪が薄いのはまぶた、他には手の甲など。
お腹まわりの脂肪が手の甲ほどの厚さになるのは大会時のボディビルダーくらいなのでそこまでになる必要はありませんが、脂肪の厚さの目安にするといいかもしれません。
ダイエット成功の鍵
記録ノートをつけるなど体重や体脂肪率を毎日測定したり、一日に何回か測定している人は、毎日の変化に一喜一憂しないようにしましょう。
体重や体脂肪率は、前日の食事や排便などいろんな影響を受けて増減します。
1週間単位など長い目で見て、なにをどれくらい食べてどれくらい運動してどう増減しているのかを確認しましょう。
この変化を読めば、ダイエットは必ず成功します。
ダイエットについて相談したい、もっと詳しく知りたいという方は、まずはパーソナルトレーニング体験をお試しください。