- 試合は練習の半分も出せない
- 練習でできないことは試合では絶対できない
私が格闘技をしていた時に感じたことです。
どれだけ厳しい練習をしても実際の試合では息は上がるし、イメージトレーニングをして戦略を立ててもイメージ通りにはいかない。
とにかく試合はなにが起こるかわからない厳しいものだから、練習は試合以上に厳しく追い込まないといけない。
こんな気持ちでやってたのですが、ダイエットでも同じようなところがあるなと感じたことをお話しします。
お客様との会話の中で「ダイエット卒業」という言葉が出ることがあります。
自分で納得されたなら卒業はいつでもいいのですが、卒業後の方が厳しいことを理解してもらいたいなと思います。
ダイエット中は言わば練習。卒業後は試合(本番)です。
格闘技同様、試合の方が厳しいわけです。
通われている間は、食事管理も運動も半分は人に管理されています。
やらないと叱られる、決め事だから守る、みんな一緒だから動ける、こんな感じにやらないといけない状況に身を置いてるからやれる部分ってかなり大きいんです。
通販グッズ買っても家では続かない、家から一歩出てジム行くからやれる。環境にも影響されます。
ほとんどの人はダイエット後よりダイエット前の太っていた期間の方が長いので、身についている習慣(食事や運動)はひとりになるとすぐに戻りがち。
人に管理されているのか自分で管理しているのか、この違いは凄くて自分で管理できるようになるのは容易くありません。
リバウンドしてしまうひとつの原因ですね。
なにをどれくらい食べれば適正?食べ過ぎたらどうやって調整する?運動はなにをどれくらいやればいい?
自分ひとりでできるようになるのが自分で管理できるということです。
よくある勘違いですが、ダイエットは期間限定イベントではありません。
自分の身体をコントロールすることは一生かけて行うことです。
試合は練習の半分も出せない
練習でできないことは試合では絶対できない
ダイエットでも同じ。今厳しくきっちりやっておくことが卒業後の一番の対策です。