前回の記事『ダイエットの結果がなかなか出ない人の傾向と対策』の続きになります。
前回はダイエットの結果がなかなか出ない人の特徴として
- 明日から行動しようとする
- 理想が高すぎる
- すぐに結果が出ないとやめてしまう
- 失敗を恐れる
- ダイエットを内緒で始める
- 情報を得ても試さない
こんな傾向がありますよと書きました。
これに加えてもうひとつ、とても重要なことがあります。
それはかなり意外なことなんです。
ダイエットとは
本来、ダイエットという言葉は食事制限や食事改善、食事を見直すという意味で使われます。
その言葉通り、体を変えていくには食事がとても大切です。
栄養はもちろん食べる量や質やカロリーやタイミングまできっちり計算して、1日のトータルと1回の食事とで考えてコントロールすることが不可欠だと言ってもいいくらい。
健康を含めて、からだづくりの基盤は運動・栄養・休養この3つに分類されます。
その中でも栄養が一番じゃないかというほど重要です。
栄養の見直しをせずに、体を変えることは不可能と言ってもいいくらいです。
まず始めることは?
「ダイエットを始める」と決めて、まずやることは?と聞かれたら?
食事を変えると答えるんじゃないでしょうか。
食事を変える方法として、ぱっと思いついてやりやすいのが食べる量の調節ですね。
あなたならどんなふうに量を調節しますか?
ここが大きなポイントです。
食事を減らす
きっと減らしますよね。
お茶碗1杯を半分にしようとか、おかずを少し減らしたりするはず。
なんなら一食抜いたり、一食置き換えとかしたりする。
太る原因は動いてない割に食べ過ぎ、というのがほとんどです。
食べ過ぎた分は当然蓄積されてしまうので、食事を減らすということは正解です。
ただそんなに食べてないのに体が変わらない人がいるんです。
運動もしっかりとやってるのに変わらない。
あなたもそんな経験ないですか?
そこには大きな落とし穴があるんです。
食事量の勘違い
以前、こんな方がいました。
ご飯はいっぱい食べている。
運動量の割に変化が少ない。
今より少しだけスリムになりたい。
ということで、食べた物を写真に撮ってもらうことにしました。
写真を見てすぐに体が変わらない原因がわかりました。
食べていないからだったんです。
食べる量が圧倒的に少ない。
そして栄養が足りていない。
食事の内容も偏りがち。(偏食)
好き嫌いが多い。
食べていないことが体が変わらない原因というパターンはダイエットあるあるです。
食事を把握する
食べ過ぎだから減らさないといけない。
自分でこう思っていても、実際は全然食べ過ぎではなく逆に栄養が足りていないということがあります。
そういう人にありがちなのが、普段から偏食だということ。
決まったものしか食べない。
自炊はしない。
外食がほとんど。
好き嫌いが多い。
野菜を食べない。
フルーツを食べない。
水を飲まない。
ざっとこんな傾向があります。
普段から必要な栄養が摂れていないのに、食べ過ぎだと勘違いして更に減らしてしまう。
更に栄養不足になる。
こうなったら、体は摂った栄養を溜め込むしかなくなってしまいます。
それで体が変わるはずがないですよね。
自分ではちゃんと食べてるのにどうして?減らしてるのにどうして?と不思議で仕方ない。
まずは自分の食べているものを把握することからです。
ノートにつけなくても携帯で写真を撮れば記録できます。
5秒もかかりません。
1週間もすれば流れはわかるはず。
本屋に行けばダイエットと栄養に関する本がたくさんあります。
適当なものを選んで自分の食事と比べましょう。
それが面倒臭い、わからないというならプロに任せましょう。
まとめ
食べてないから変わらない
意外かもしれませんが、このタイプの人ってかなり多いんですよ。
そして偏食。
同じものばかり食べたり好き嫌いばかりだったり。
自炊ができなくても方法はあるんです。
食べられない苦手なものがあるなら別の物もあるんです。
食べ物が原因で変わらないなら、食べ物を変えないことには変わりようがありません。
私が思うダイエットとは
運動を併用しつつ
必要な栄養を食べ物からしっかりと摂り
負担になるストレスを最小限に抑え
心身共に健康的に美しくなること
決して痩せることではありません。
痩せる=美しい・健康ではありません。
からだすてき塾では制限をしないからだづくり、健康づくりを基本に、おひとりおひとりに合ったプランをご提案させていただいております。
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