頭皮が痒いという現象が長い期間続いていました。
もう1年くらい?もっとかもしれません。
痒さにも波はあったんですがピーク時は頭皮全体が痒い。
両手でかきたくなるくらい。
妻に見てもらったら頭皮が赤くなってニキビみたいになっていると。
これはよろしくないなということで皮膚科にもいきました。
そこで言われたのは、脂漏性湿疹(脂漏性皮膚炎)
要は湿疹、炎症です。
そこで渡されたステロイドのローションを塗り込んでいるときはすぐに治まったんですが、また忘れた頃に再発、という感じでした。
そんなこともあってシャンプーにも気をつけていて薬用メディクイックとか使ってたんですが、あるときシャンプーがきれてなかったんですね。
なので体を洗う固形石鹸(シャボン玉石鹸)で、まぁいいかと頭も一緒に洗ったんです。
よく泡立って刺激もなくて気持ちよかったんですが、若干きしむ感じはありました。
さらさらではなかった。
でも短髪だし気にせず使ってたらこれがなかなかいい感じで。
痒みが起きなくなってきたんです。
これはいいかも!とそのまま使い続けました。
なんせ頭から顔から体と全身いっぺんに洗えるから勝負が早い。
楽なのもよかった。
そして先日、カットしてもらってる美容室の方に石鹸で洗ってることを話したんです。
すると、これ試してみてと勧められたのが粉シャンプー。
美容師さんいわく、脂漏性皮膚炎は頭皮の脂の取りすぎとか真菌とかストレスとかいろいろ原因があるようです。
元々は薄毛のための方法のようですが、粉シャンプーは材料全部が食品だし悪いものではないからよければ一度試してみてくださいと。
粉シャンプーの材料
私自身、自然派とかオーガニックとかそういうのまったく興味なくて、なんなら毒食べて強くなってやろうと思うほうなんですが、せっかくだし試してみようということで早速材料を揃えました。
材料はこちら。
はとむぎ粉(焙煎してないもの)
コーンスターチ
重曹
どれもネットショップで注文できますが、すぐに試したかったので買いに走りました。
コーンスターチと重曹はどこでも売ってるけど、はとむぎ粉がなかなか売ってないんですね。
今回は手づくりお菓子の食材を専門に扱ってる店に問い合わせ購入しました。
※自然食品の店とかでは取り扱ってるところが多いようです。
粉シャンプー作ってみた
さっそく買ってきた日に試しましたが、作り方は簡単。
- 重曹…ひとつまみ
- ハトムギ粉…小さじ1
- コーンスターチ…小さじ3
- ミネラルウオーター…30㏄
これを適当な容器でシェイクするだけ。
100均の容器で作ってみました。
少し粘り気があるくらいがいいそう。
薄い場合は粉を足せばいいみたいです。
30ccなので思いのほか少ないけどこれは短髪の場合。
女性だと2~3倍くらいの材料と水はいりますね。
これは髪の長さで調整ですね。
洗ってみた
洗い方に少し特徴があります。
まずは通常のシャンプーと同様に髪と頭皮をよく洗い流します。
そこに粉シャンプーをまんべんなくかけて髪にも頭皮にも全体にいきわたるように馴染ませ、優しくマッサージするようにしてから一旦洗い流す。
このときに洗面器で洗い流したお湯を受けておきます。
そのお湯をすくって→また髪と頭皮に馴染ませる
というふうに数回繰り返すのが粉シャンプーの洗い方。
そしてお湯でよーく洗い流して洗髪完了!
リンスやコンデショナーはいらないそうです。
髪と頭皮の感じは?
タオルドライ後にいつも通り乾かすと、石鹼と比べるとはるかにさらさら!
しっとり具合もちょうどいい感じ。
石鹸みたいにきしまない。
頭皮は?
まだ数回しか使ってないけど、いまのところ痒みはありません。
問題なさそう。
だけどこれはしばらく続けないとなんとも言えないところ。
様子見です。
手間が掛かるようだけど、材料さえ揃えてしまえばそんなに面倒でもないです。
小さじで量る手間くらいのもの。
材料費も使う量がしれてるので、一回辺りで考えると普通のシャンプーと変わらないかと。
興味があればお試しください。
まだ使い始めなので、また経過などレポートしますね。