「もっと痩せたい」は「もっと愛して」のサインである
体重に限らず、自分に対する高すぎる欲求水準は、自分に対する失望の反映です。
自分に対する失望をそのままにして、高すぎる期待を下げようとしても無理です。
自分に対する失望が、[もっと痩せなくては]という強迫観念となって表現されているのです。
自分に対する失望は小さい頃にじゅうぶんにあいされなかったことに原因があります。
[もっと痩せたい]と言っている人は[もっと愛して]と言っているのです。非現実的なほど理想の体重になろうとすることで、彼女たちはどんな感情を味わうことを避けようとしているのでしょうか。
なんの理由もなく突然非現実的なほど素晴らしく痩せたいという期待が出てくるわけではないはずです。それにはそれなりの理由があるのです。
それが彼女の無意識にある感情です。
無意識にあるその感情を意識にあげないために、理想的体重になる必要があるのです。どうしても自分はこうなければならないというのが理想的体重であり、すらりと痩せた自分です。その彼女の無意識にある感情とは、[自分への失望感]です。彼女たちは無意識の領域で実際の自分を憎んでいるのです。今のまま太った自分で素晴らしいのだと理解できたときに、自然と体重に関する理想は下げられます痩せていなくても自分は愛されるし、価値ある存在だと気がつけば、心も落ち着きます。彼女たちもまず初めに非現実的なほど高い望みがあったわけではないはずです。[非現実的なほど高い望み]=[理想の体重]にこだわることは、原因ではなく、結果です。だからこそ何度もいうように、周囲の人たちがその期待を下げなさいと言っても彼女たちは下げないのです。原因が同じようにあるのに結果だけ変えようとしても無理です。原因は、初めに自分を憎んでしまったことです。太ったままで自分にできることを懸命にしていれば、おのずから未来は開けてくるのに、それをしないのです。痩せたいと悩んでダイエットをする神経症者は自分にできないことばかりしようとします。シーベリーは、「自分でないもの、自分にできないことをしようとする緊張をかなぐり捨ててしまえば、以前の最高だった時より、もっとうまくできる」と言っています。ダイエットなどやめて、今の自分のままで生きることです。そうすれば、もっともっとあなたは魅力的になります。痩せたいと悩んでダイエットをする神経症者は、自分のできることをするためにエネルギーを使いません。自分を理想的に痩せて見せるためにエネルギーを使い、消耗します。そして、ダイエットと劣等感は悪循環を繰り返します。つまり、ダイエットの失敗が劣等感を増し、その深刻になった劣等感がさらにその女性をダイエットへと駆り立てるのです。そしてこのように続くダイエットの失敗は自分の自尊の感情を破壊し、人を抑鬱な感情へと駆り立てます。先のヘザートンの論文によると、慢性的ダイエット者はダイエットをしない人より、より鬱病的であると言います。だいたい素直で明るい人は深刻にダイエットなどしないでしょう。加藤諦三「やせる生き方、太る生き方」
痩せれば自分は変われる。
痩せれば輝ける。
あと10キロ体重が減れば理想の自分になれる。
ダイエットを望む人にこういう人がいます。
多々います。
私が思うに、この考えは間違ってもなく、正しくもないです。
実際に体型を変えることによって自信を持つことはできるし、太っていることがコンプレックスの人が体型をスラリと変えることによって元気に明るくなれることはあります。
ただ、それを維持できる人はごく少数です。
性根は変わっていないからです。
卑屈的な考え方。
劣等感のかたまり。
そんな人にかぎって、無理で無茶なダイエットを試みます。
食べない。
汗をかけば痩せると思い込む。
体重に固執する。
そんなダイエットでの失敗が、さらに劣等感と卑屈感を増します。
そのために、間違ったダイエットをしてほしくないのです。
体重を気にし過ぎる。
痩せる=綺麗だと思っている。
食べることは悪だと思っている。
こんな考えが大半ですが、これらは間違いです。
ほぼすべてが真逆だと考えてください。
本当の自信を手に入れる、リバウンドしない超一流のダイエット術を体験してください。
体験コース詳細
料金:60分6,000円
支払:当日現金にてお支払いください
予約:ご希望日時をお知らせください
服装:動きやすければどんな服装でもOK
持ち物:室内専用シューズ、タオル、飲み物
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