初めて筋トレに触れたのは、たしか小学4年生。
今思えば、お年玉で買った1㎏の鉄アレイのセットが人生初の筋肉への投資でした。
当時、男子の間で腕相撲が流行っていました。
小柄ながらもパワーのあった私は、もっと強くなりたい、力こぶを大きくしたいと毎日のように腕ばかりを鍛えていました。
アームカールの真似事を何百回と繰り返したのを覚えています。
筋肉や強さに対する憧れはもっと小さいころからありました。
金曜ロードショーや日曜洋画劇場だかで観た、ジャッキーチェン、ランボーやロッキーのシルベスター・スタローン、コマンドーのシュワちゃん。
みんなムキムキです。
ジャッキーチェンが腕を動かすたびにバッバッと音がするのに、自分は音がしないなと思いながら酔拳や蛇拳を真似したものです。
だいたいどの映画にも共通して出てくるのがトレーニングシーン。
強さ・筋肉は筋トレをして鍛えるものなんだという認識は、これらから自然と学んだのかもしれません。
なので今まで、ラクして筋肉をつけようと思ったことが一度もありません。
逆に苦しさをこらえて鍛え強くなる映画のヒーローに、苦痛こそ美徳なんだと学んだように思います。(それが正しいかは置いといて)
筋トレで筋肉を強く大きくするのに大事なのは、オールアウト です。
読んで字のごとく、すべて出し切るです。
すべて出し切るのですから、あと一回はできない状態です。
オールアウトは疲労困憊とも表現しますが、足ならもう立てない、腕ならもう上がらないといったところまで出し切らないといけません。
帰りのことや明日の筋肉痛を考える余裕があるとすれば、出し切れていない証拠。
しかしながら人は余力を残すようにできているもの。
実際のところ出し切れる人はそうはいません。
出し切れてるつもりがほとんど。
私だってそのうちのひとりです。
そこで利用したいのがトレーニングパートナー。
叱咤激励し負荷を補助しながらオールアウトへとサポートする。
パーソナルトレーナーがそれにあたります。
私のトレーニングも、妻の手が空いていれば1セットだけでも補助に入ってもらってます。
たとえ1セットでも補助があるなしでは雲泥の差。
その差が、のちの筋成長にあらわれてくるのです。
特に最初はキツいです。
経験したことのないキツさでしょう。
今まで一度でも出し切ったことがないならキツくて当たり前。
しかし一旦乗り越えることができれば、出し切らないことが気持ち悪く感じるようになります。
出し切らなかった後悔が出てきます。
出し切らないのは筋トレじゃないとまで思うようになってきます。
この心境の変化があればこっちのもの。
そこからはキツさを楽しむことすらできるようになります。
キツくても辛くない。キツくても楽しい。
ダイエットが上手くいかない人や、自己流で身体の変化がない人は、ぜひこんなふうに思えるようなトレーニングパートナーをみつけてください。
※初めての方1回のみ
料金:6,000円(税別)