スポーツパフォーマンス向上に期待できるトレーニングといえば
ウェイトトレーニング
有酸素運動
体幹トレーニング
ファンクショナルトレーニング
メンタルトレーニング
イメージトレーニング
などいろんなトレーニングがありますが、競技種目や目的にあったトレーニングを選ばないと結果につながらないだけでなく、怪我のリスクも伴ってきます。
一昔前なら、筋力を向上させればいいという考えも多々ありました。
しかしそれによって、逆にその競技に伴わない無駄に大きな筋肉を発達させてしまい、成績が下がるだけでなく選手生命をおびやかすことになったという話もよくありました。
ボディビルやフィジークのように筋肉美を競う競技とは違い、その他のスポーツ競技にはそれに適した体のつくりかたというものがあります。
プロボウラーの池畑千穂さんが来店されました
プロボウラーの池畑千穂さんが来店されました。
パーソナルトレーニングの約束でしたが、ウェイトトレーニングは必要ではないと判断。
ボディワークとさとう式リンパケアでのパーソナルとなりました。
ウェイトトレーニングだけがパーソナルトレーニングではありません。
パーソナルで向き合い、運動やケアを行うこともパーソナルトレーニングです。
筋トレよりも運動連鎖
私はボウリングに関しては素人です。
ただ、ボウリングはフォームを見ればわかるように、らせんの動きです。
球技のほとんどはらせんの動きを伴います。
ということで、らせんの動きを使ったトレーニングをしていただきました。
運動連鎖が途切れず、なめらかに繋がる動きをすれば、それだけで気持ちよいと感じます。
ストレッチでも筋トレでもない。
地味な運動のように見えますが、地味な運動そのものです(笑)
しかし、この地味な運動こそが重要!
やる前と後では、体の動きが違ってきます。
池畑さんは流石はプロボウラーです。
勘が鋭く、そして反応もよく、投球フォームの違いを実感されていました。
やはり重要な足裏
ここでも大切なのは足裏です。
ボウリングのフォームでも、構え、踏みこみ、投球、すべてにおいて足裏はかなり重要なポイントです。
特に投球時にはほぼ片足の状態。
支える面積は単純に半分になります。
この時に足裏の機能がしっかり使えていないと、バランスが悪くなりぐらつき、コントロールやパワーにも影響してきます。
試合で疲れが出てくると余計な力を使うようになってしまい、よりフォームの崩れにつながります。
足裏を操作をする前と後での、地面に接地した足裏の感覚の違いに大変驚かれていました。
そして、自分でできる超簡単だけど関節が超滑らかになる㊙ケアをお伝えし、その違いにも驚かれていました。
筋トレが全てではない
スポーツパフォーマンス向上には筋トレが全てではないということ。
世の中には、まだまだ筋トレで筋肉を大きくすればいいという考えが大きく残っています。
ほとんどの競技において大切なのは、筋肥大(筋肉を大きく太くさせること)ではなく、筋肉の使い方、体の使い方、正しい運動連鎖を体に叩きこむことです。
当たり前の動きを当たり前にすること
これだけでかなりのパフォーマンス向上と怪我の予防、そして選手生命が長くなります。
当たり前の動きが当たり前にできていないから傷める怪我をする
スポーツ選手だけでなく、一般の方にもこのことに早く気づいてほしいと願います。
プロボウラー池畑千穂選手のオフィシャルブログはこちらです。
http://blog.rankseeker.net/ikehatachiho/
まとめ
スポーツパフォーマンス向上に大切なのは筋トレだけではありません。
筋肉を鍛えることも大切ですが、競技によってはそれが邪魔になってしまうことすらあります。
競技選手だけでなく、綺麗なからだづくりを望む方やダイエットをする方にも、今回のらせんの動き、運動連鎖は大切です。
そして基本となる足裏の機能改善。
どれも地味な動きやケアですが、それ続ければ派手な動きをしなくても、もっと美しく機能的な体をつくり維持していくことが可能です。