たまにはこんな投稿もいいかなと。
私が中学生の時、1990年代のバンドブームのトップを走る、ジュンスカイウォーカーズ『J(S)W』の大ファンでした。
今になって思えば、世間に対する不満を歌詞に込めた彼等の歌が、反抗期の私に響いたのでしょうか。
お小遣いでCDを借りてカセットテープに録音して、テープが伸び伸びになるほど何度もなんども聴いていました。
今でも曲を聴けば歌詞が自然と口から出てくるほどです。
ちなみにちょっと奮発して、高級ラインのカセットテープに録音してました。
今の世代にはわからないでしょうね(笑)
カセットテープにもランクがあったんです。
ノーマル、ハイポジ、メタルとか。
爪もちゃんと折ってましたよ。上書きされないように。
A面B面とかもう死語ですよね。
そのカセットテープのケース内側のラベルにペンの後ろとかでこすって印字するやつがあったんですが、丁寧にJUN SKY WALKER(S)って貼ってましたよ。
お小遣いを貯めてコンサートにも行きました。
ビチビチの黒いジーパンにダボっとしたロンT。
彼等と同じスタイルをするのが定番でした。
だけど頭はボウズでした(笑)
そんなジュンスカが復活したときはとても嬉しかったですね。
ちょうど東日本大震災のあった年に、大阪までライブに行きました。
ジュンスカからは随分離れていましたが、青春時代が蘇り、そしてその頃とは違う環境の現在でもやっぱり彼等は最高でした。
"歌唄い"って本当にカッコいいです!
歌ひとつ声ひとつで人々に感動を与えられる。
私は歌が上手じゃないし、いい歌詞を書くこともできないけど、違う形で歌唄いのような感動を与えられる人間になりたいと思っています。
ふと見つけたこの記事。
ジュンスカが解散する頃から彼等の音楽と離れていたので詳しく知らなかったのですが、それぞれがソロやバンド活動する中で様々な葛藤や苦労があったようです。
「もがいた後には必ず何かが芽生えている」──宮田和弥/J(S)W
1990年代に爆発的な人気となりバンドブームをけん引したバンド・JUN SKY WALKER(S)(ジュン・スカイ・ウォーカーズ、略称:J(S)W)。バンドの顔として前面に立つのはボーカルの宮田和弥。ソロとして活動を始めたものの行き詰まりを感じ、その後、2007年に期間限定でJ(S)Wが復活。再びソロ活動に戻った宮田には、ある覚悟が生まれていた。(後編、敬称略) ...
「人生、良いこともあれば、悪いこともある。それに、もがいた後には必ず何かが芽生えているから、それが本当に楽しみなんです。『音楽を一生の仕事にしていく』ということを覚悟できたのですから」
やっぱり彼等は最高です。
時が経った今でも、彼等の言葉には力をもらえる。
青春時代とは違う感覚ではあるけれど、昔と違うようで似ている感覚。
全てが新鮮だった時代。
なにもかもがキラキラ輝いていた時代。
思い描いていた自分になれているのか。
ただのムカつく大人になっていないか。
カッコいい大人になれたのか。
しばらくはジュンスカの曲を聴く日々が続きそうです。