今月も行ってきました、安部塾。
今回のテーマは、
■正常呼吸と強制呼気~動きを改善する呼吸のしかた
■水平器を使った骨盤中立位の出し方
今回特に話題だったのが、骨盤水平器。
本来、水平器は大工さんや現場仕事などで水平をみるために使うもの。
それを骨盤中立位を出すためにつかってしまうのは、世界中でも安部塾だけ。
おそらく誰もやっていない世界初の試み。
しかしやってみると、今までなぜやっていなかったのかと思うほどの成果をあげられる優れもの。
今後全国で水平器の売り上げが跳ね上がること間違いなしです。
骨盤に水平器を当てる台として、このような台を製作されてるのを見て、急遽製作したものがこちら。
ステンレスで作ってみました。
なのでちょっと重い。骨への当たりがごつめ。
そこら辺が今後の課題です。
仰向けになり、足幅をチョメチョメにし、自分の感覚でこのへんが真っすぐ(水平)だろうと思うところで計測。
ズレがない人もいれば、大きくズレていることも。
それをパートナーに見てもらいながら修正…修正。
するとこんなふうにピッタリに。
ピタリとはまった感覚を脳と身体にインプット!
その状態で立つとなんとも言えない心地よさ。
これをデフォルトにできるように繰り返し練習です。
今回、私的に特に気になったことがあります
それはこの言葉。
ニュートラルポジション~実際と感覚のズレ
自分が思う、こうだろうという感覚と実際とはズレがあるということ。
身体でいうと、真っすぐだろう、揃っているだろうという感覚。
実際は水平器で見ればズレている。捻じれている。
それが悪い姿勢につながる。
自分の歪んだ感覚は自分では気づきにくいのです。
これ、身体だけじゃないなと。
実際と感覚のズレは日常でもあること。
仕事や家庭。人との関わり。
人と接するときの、実際と感覚のズレ。
自分の当たり前と人の当たり前は違う。
自分の普通と人の普通は違う。
自分の常識と人の常識は違う。
自分の正しいと人の正しいは違う。
そんな実際と感覚のズレがストレスになったりトラブルになったり。
「ニュートラルポジションでありたい」
今回の講座のテーマにあったように、私は常日頃から人との関わりにおいてはニュートラルポジションを意識しています。
どっちつかず、とも違うニュートラルポジション。
完全中立位です。
非常に大事なことだなと、これまでの関わりあいの経験から至ったものです。
これができずに、歪んだ感情で一時の怒りやため込んだものをぶつけてトラブルになることが多くあるのではないでしょうか。
歪んだ心は歪んだ身体に。
これは自分自身を磨きだしてからよくわかったこと。
心と体は…なんたらかんたら。
ありふれた言葉だけど、間違いなくリンクしています。
修正は自分でしかできない。
まずその前に気づかないとできない。
私自身まだあるズレを今後も修正していきます。
さてさて、今回も笑いいっぱいの講座
裸の男子を嬉しそうに撮影する女子や
怪しい態勢の男子と男子。
水平器は横からも。
からの応用で筋肉フル動員のポーズも。
足元から見ると寝釈迦のよう。
なにはともあれ今回の水平器ネタ。
正しく行えば確実に姿勢がよくなり、歪みが修正され、ラクに立ち歩くことができるようになります。
なにより見た目が格段に美しくなる。
テキトーにパクったものではそうはなりません。
早速会員様に正しい方法をお伝えしていきます。